4月16日 その2


今日、とっちゃんとようちゃんが、昼間の親子丼を気になってた奥地に、届けてくれた。涙を流して喜んでくれたらしい。

また、水求む11人家族。という小さい看板を道端で見つけたとのこと。
そこで、水を届けにいく。

丁度、水がきたということで、大変喜ばれました。

明日は、吉野沢団地の方が教えてくれた温かい食事がままならない地区にいく。
吉野沢団地の方が、地区の方と話しをつなげてくれて、炊き出しすることに。

明日炊き出しをする地区の方の何人かと、お会いし、夕食を食べてもらった。
その方たちを目にした時、私たちが始めて南三陸町にきて、炊き出しを始めた時の住民の方々の表情を思い出した。
そこの地区も、食事が、行き届いてないように感じた。

チームやんじーの炊き出しは、第一段階は、いのちをつなぐ為に温かい食事を提供する炊き出しでした。
第二段階は、ただ、温かい食事を提供するだけでなく、炊き出しを通して、縁がつながり、また炊き出しが必要である場所が見えてくる炊き出しです。

炊き出しの暖かい食事で、ホッと心が緩み、心を開いて話してくれるひととき。

炊き出しを通して、地域の方が、必要なものも見えてくる。

今日で、吉野沢団地炊き出しも、一か月、一旦違う人に、引き継ぐので、挨拶する。

電気が復旧しようとしている地区。ライフラインが復旧するのを見越して、またすでに、自炊を始めている方の元に届くように、米を地区のお世話役の人にわたす。

ライフラインが復旧し、地域が、少しずつ自立していけるようにそっと見守る。

いやー、温かい食事うまかったな~。
今度、自治会で、積立をタバコ買うのなんかを我慢して、貯金を少しずつしながら、みんなで北海道いかないとなあー。
今度は、みなでジンギスカン食べに北海道いくか。

みんなで、握手しながら、後にした。

地域の方の底抜けに明るい笑顔と、井戸端会議の時に垣間見る力強い地域のつながり。

またの再会を胸に、トラックから、いつまでも手を振って、後にした。

少しずつ少しずつ、大地を踏みしめ生きている。

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