南三陸町の一部の地域に電気がつきました その2

現在の馬場中山の様子。



瓦礫の中から水仙が咲いてました。

昼食と夕食の合間に、 生活センターから更に奥まっている集落に、ラーメンの炊き出しのお知らせをしにいってきました。
そして、鍋をいくつかあづかって、ラーメン40食を届けました。

夕食は、カレーライスとサラダ。


夕食時に、カレーを食べにきてくれた青年たち。

いろんな話しをききました。
津波が発生した時の様子。第一波から第二波がくるまで、どのような行動をしたかを細かく話してくれた。
波が、バリバリ音を建てて、水が迫ってきて、町が海のようになったこと。
高台より、更に山手に、老人たちを誘導し、避難させたこと。
災害放送の女性の声が、津波が来た後、途中で途絶えたこと。

津波直後から、一週間の様子。
瓦礫の中から、飲まず食わずで歩き回り、軽油やガソリンの入った車を探して集めたこと。
食料を瓦礫の中から集めて、生活センターに集めたこと。
道が倒木でふさがれ、住民たちで、のこぎりを使い、車が通れる道を確保したこと。
もう駄目かとおもった時に、先発隊のボランティアが入り、希望の光が見えてきたこと。
海上自衛隊が、ボートで、物資を運んでくれたこと。

最近になって、やっと自衛隊が、道の整備を始めたこと。

体験した人ならではの言葉で、胸に迫り来る話しだった。
そして、目の前にしてる若者たち、よくぞ生きててくれた!と言いたくなった。

今日、ファミリーマート近くは、一部電気が復旧しました。


でも、電気がついたからといって、復興とはいえません。
まだまだ復興に向けての一歩は、始まったばかりです。

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