五月12日
11日、奥芝チームが帰った日、夕方から引き続き益城町すえひろ荘にて炊き出しでした。
やんじーは、剛くんが運転していたトラックを運転し、私は、やんじーが運転していたハイエースを運転して二台でむかいました。
道は主要道路は大渋滞です。
30分でいけるところが、一時間半もかかりました。
益城町にはいると、道路が盛り上がっていたり、ひびが入っていたり、ちょっとした穴があいていたりは、普通に現在あります。
五月1日当初、ガラス破片が道沿いに散らばっていたのは、現在は、段々きれいになってきています。
道沿いは、倒壊した建物があちこち見られます。
東日本大震災と違うなと感じたことはいろいろありますが、避難所でさえ、建物倒壊の危険は十分あり得る箇所もあるところです。ひびがあったり、入り口が、盛り上がって段差になっていたりしているところもあります。すえひろ荘は立派な建物でしたが、、
11日は、すえひろ荘は二日目ということもあり、お手伝いしましょうか?
と、避難されている方から声をかけてくださりました。
メニューは北見中継局で提供いただいた長芋。
長芋のとろろ飯は大好評なメニューなのです。
みんなでひたすらおろし金で、すりました。
そして、十勝の中継局の麩とカットわかめ、玉ねぎと手作り味噌で味噌汁を作りました。
みなさん美味しそうに食べられてました。
明日も来ますからねーと最後に言うと、拍手してくださったみなさんでした。
写真14、写真15
3日目は、豚汁とおにぎり。ボランティアさんが少ない中での炊き出しでした。
ぶた汁は、北海道の野菜たっぷりで、いろんな野菜を切る必要があるのですが、暑い中、避難所のみなさまが、いっぱいお手伝いしてくださりました。
また今回奥芝チームがおいてくれた札幌のさくらの豚肉も入れました。
ごぼうもひたすら皮むきです。
今回いただいてありがたかったのですが、ごぼうが細くて炊き出しでは苦戦してます。
今日もぶた汁ときんぴら用に切りました。
3日連続お手伝いしてくださった方々の中に80才のおばあちゃんがおられたのですが、時々若い主婦の方にジャガイモの芽の取り方など指導されてました。
そして最後はおにぎり。札幌まほろばのお塩の塩むすび200個以上つくりました。
全部切り終わり握り終わったころには、配膳10分前。慌てて配膳準備をしました。
80才のおばあちゃんもやりきったーーという表情。思わず抱き合いました。写真撮れなくて残念すぎる。
3日目で、避難所以外の方も炊き出しの噂をきいたのか、何家族か来られました。
聞くと、調理できずに、何家族かで同じ家で暮らしてるとのこと。
東日本大震災でもこういうケースに何度も遭遇しました。
むしろそういう方たちも遠慮なく食べていただきたいです。
食事後、町役場の人が来て、避難所についてと今後の仮設住宅についての説明会をされていました。
ボランティアビレッジに帰ると、チームやんじーの炊き出しが噂になっているらしく、いろんな避難所から、わざわざ指名が入っているようですーー。ありがたいことです。
今日は、ボランティアの人手がいなくて、レスキューキッチンの積み込みに、十勝毎日新聞の記者さんや給水車の職員の方にも手伝ってもらいました。ありがとうございましたーー。
明日は北海道新聞の記者さんが来られるようです。
長かった1日が終わりました。日付が変わりました。おやすみなさい。
記 写真 アグネス