室蘭港市民大学講座にて、炊き出しと防災訓練

9月15日(土) 曇りのち雨

札幌市屯田地区から引き続き、室蘭市に向かう。
室蘭市は太平洋側に位置する温暖な気候の地域である。

東日本大震災では、津波の高さはそう高くなかったものの、海に面している町だし、いろんな災害が想定される。
また、室蘭市は重化学工業地帯で、津波が来た時の化学薬品の流出や、爆発事故なども考えられる。

今日は、室蘭港市民大学講座の中で、レスキューキッチンを使った炊き出しと防災についての講演会。
室蘭市の講演は初めてだった。
比較的、災害が少ない町ということで意識が浸透しているようで、いい機会だった。
最初に主催者の方が室蘭の町を案内してもらう。

案内をしてもらいながら車を走らせる。
災害が起きた時の逃げ道の確保、主要道路が海抜が低いところにあるなどいろんな面で問題点が見えてくる。
北海道の町並みでも、いろいろ見てみると、逃げ道が一つしかないなどいろんな問題点がある。

防災講演会が始まる。

今回主催スタッフの南川さん。町の為に一生懸命だ。
6年ほど前に、私たちが参加していたイベント、屈斜路湖のアースデイでやんじーと南川くんは出逢っていた。

参加されている方は、室蘭町に住む住民の方、年齢は様々である。

災害が少ないと思っている町でも、突発的な竜巻などいろんな災害を想定しながら、普段どんな心がまえでいるかを話した。
また、水の大切さを切実に話した。

講演会終了後、入れ替え時の非常食を室蘭町から配布された。
最近の非常食は味もよくなっており種類も豊富である。
山岳グッズコーナーなどにも最近、いろんなものが揃っている。

賞味期限が間近のものをみんなで持ち寄って試食会もいいかもしれない。

やんじーも配りました。

受講生のみなさんと写真撮影。みなさん、生き生きとされています。

夕食は、レスキューキッチンを使った炊き出し。
カレーを作っていきます。

初めて目にするレスキューキッチンに興味しんしんな受講生のみなさんたち。


まずは、ご飯を炊きます。

いろんな質問がとんできます。

日が暮れるのが早くなりました。
次はカレーライス。

片づけの釜洗いもとっても丁寧にしてくださりました。

みなさんで夕食を食べます。
食事の後、自己紹介や交流会などありました。
本当に個性的で多彩な受講生のみなさんでした。
ヨットを乗る方、子育て支援に関わっておられる方、昔の東北での津波にあわれた方、船のりの方。
市会議員さんや役所の防災課の方。
転勤族なので、室蘭市のことをもっと知りたい方など。
いろんな職種の方が集まっておられました。
厨房での作業もとっても協力的でした。

食後、室蘭カルタをしました。受講生の方が手製で、室蘭の町のことをフレーズに作られたようです。

室蘭を早朝に出発して、大脇ファミリーに千歳空港で再会。
見送りに行くのはスケジュール的に行けないかもと言って突然千歳空港にやんじ、アグネス現れたので、サプライズの見送りでファミリーはびっくり。

北海道の道央をぐるっと回った講演会でした。

その日に、清水に戻り、アイヌ音楽のイベント、ハポネタイのライブのお手伝いをしました。

文、写真 アグネス

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