中頓別町の地域力!やんじーと一緒に防災を考えるお話会。喫茶ハルと黄金湯,西原養蜂場などなど


5月23日(月) くもり

今日は、北海道の道北に位置する中頓別町にて、『やんじーと一緒に災害や防災について考える会』が開催された。
TOP写真は、お世話役の西原くん。養蜂を営んでいる。私たちの結婚式の引き出物のはちみつも、西原くんが採ってくれためずらしいセンの木のはちみつでした。
今回のスタッフをしてくださった高橋さんのお店 ハルにて。

4年ほど前に、フードバンク活動で、群馬県のブラジル人学校の食糧支援や全国をキャンピングカーで講演会でやんじーは、回りました。
本州での現状をお伝えするため、道内25か所で、デジュというオーストラリアの先住民の方の楽器を演奏する、今は亡き荒井 ABOさんとやんじーの演奏するクリスタルボールのライブと一緒に回ったことがあります。
その中で北海道の北に位置する町々もお話させていただいたことがありました。
中頓別町もその中の一つでした。

お世話してくださったみなさんとは、久しぶりの再会。
4年前に出会った後、中頓別町でやんじーの活動の一つである≪キッチン ウェア バンク≫にて、コミュニティレストランを開業しました。
とっても、古くて、かなり傷みもあった建物でしたが、住民のみなさんで、壁を塗ったり、屋根を張り替えたりして、見事に生まれ変わりました。

やんじーが提供したピアノの絵の描いた机。昔の学校で使われていたもの。他にも店内を見回すと、見覚えのあるものがあります。
やんじーが、当別町の学校にて、活動していた時、町づくりなどの為に志があるのにも関わらず、買えなくて開業できない多数の方たちを支援しました。
使われなくなったものに、息を吹きかえし、こうして、収まる場所に収まって活躍しているのを見るのはうれしいものです。


最近の近況を話ながら、打ち合わせをするやんじー。

黄金湯さんへ。

黄金湯さんは、中頓別町に唯一ある銭湯。
実は、ここのオーナーさんのワタナベさんの奥様 由起子さんは、やんじーの以前からの友人でした。
やんじーが<災害救援ネットワーク北海道>を立ち上げる前の15年前くらいに、バイク隊として、チームを組み、あちこちの災害現場に入ってました。
そのバイク隊のメンバーの一人がワタナベさんの旦那様でした。
ワタナベさんの旦那さまがお亡りになられた時に、やんじーに奥様から相談がありました。何か町のみなさんに役立つもので、形あるものはないだろうか?と。
それで、新品のレスキューキッチンに旦那様の名前をつけ、北広島市にワタナベさんが寄贈した経緯があります。
北広島市に出向いて、そのレスキューキッチンを使った炊き出しの指導をやんじーがしたことがあります。

由起子さんとは、偶然の再会でした。
きっと、亡くなられた旦那様が引き寄せて下さったのかもしれません。

由起子さんは、なんと中頓別町にて何年も、廃業になった銭湯 黄金湯を借り、町のコミュニティ拠点として、活躍されています。
この黄金湯が息を吹き返し、町に銭湯が復活したのです。

地元のチェロの演奏される方が来たり、おじいさんおばあさんが4時のお風呂が始まると共にやってきたり、町の方にも大変喜ばれています。
時々、子どもたちに、黄金湯を舞台にした手創り紙芝居も読むこともあるそうです。
ゆくゆくは、間伐材のカラマツ材を使って、お湯が湧かせたらと夢を語っておられました。
お湯もよく、本当にこれから楽しみな展開の黄金湯です。

やんじーと災害と防災を考えるお話会の会場へ。

世話役の高橋さんと西原くんの挨拶が始まりました。

約20人くらいの方が集まりました。
福島の子どもたちを夏に受け入れをした団体の方、福島からきた人、お寺のご住職さんや林業の方、酪農の方、いろんな方が参加して下さりました。

中頓別町は、内陸で災害が割合少ないところという認識がありますが、大きな川もありますし、大きな災害が起こった場合、近隣町の方々を受け入れるケースもあります。
いろんな状況を考えて、隣近所の方とも常に災害についての話をしたり、防災意識をもつことが大切とお話しました。
アグネスも女性の立場から、被災地支援での様子や今後の展開などお話させていただきました。


今回のお話会をお手伝いして下さった秋庭さん始め、参加して下さった女性のみなさん。やんじーTシャツをみなさん着ていただいています。

ここで、今回お世話になった高橋さんご夫妻とカフェ ハルのことを少しご紹介させていただきます。
お店は、チーズも作られている高橋さんが経営されています。
ハルは、アイヌ語で食べるという意味。
チーズ工房は別にありチーズは、大きなカマンベールなど作っておられます。
チーズは道の駅ピンネシリに販売されています。
道の駅のお隣が、喫茶ハルです。
やんじー、高橋さんの奥様と西原くん。

高橋さんは、チーズ職人でもあり、レストランでおいしいお料理も、奥様とご一緒に提供して下さってます。
高橋さんのチーズのチーズフォンデュ。とってもおいしいです。


他にもいろんなメニューがあります。

いしがまパンやピザもあります。

近所の山の好きな方が採ってきた山菜。行者にんにく。アイヌ語では、プクサ、キトピロ
この山菜は、北海道のみなさんにはなじみ深い山菜です。
いろんな料理に使えます。

雪も日に日に溶けて、桜はまだですが、春到来です。

高橋牧場のチーズと西原養蜂園のはちみつ。
はちみつは、めずらしいキハダのはちみつ。
道の駅ピンネシリでも置いてます。

地域力あふれる中頓別町でした。

中頓別町のみなさん本当にありがとうございました。また、訪ねますね。

文、写真 アグネス

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