仙台から北上市、大船渡、陸前高田、気仙沼、南三陸町へ。その1


九月13日(火) 曇り

13日にフェリーにて仙台港に到着後、中古車センターガリバーに向かう。ガリバーは、四月ごろ、被災地活動支援にて使用する車を一年間貸し出しするプロジェクトがあり、私たちの活動の様子をホームページで見て、貸し出しが決まった。
やっと、今回、やってきた。

その後、以前から友人だった花巻市のやえはた農園を訪ね、今年の作物の様子や収穫のことなどきく。
有機農園であるやえはた農園も、いろんな人たちが出入りし、収穫時は、みなが手伝いにきたりにぎやかだ。
震災時は、花巻市でも、電気水道がストップ。
そんなことを乗り越えて稲がすくすく育ってる田んぼを見ると、月日は流れていってることを感じる。
田んぼの説明をするかおりちゃん。

旦那さまのしょうちゃんとかおりちゃんも年の差カップルで、目指してるものが似通っていて、やんじー、アグネスとも、共通点が多い。これからも、それぞれの持ち場でふんばりながら、連携していくことでしょう。

北上市へ。喫茶 手風琴へ。

こちらで、ささやかな集まりがあり、震災の時の様子や、これから私たちは、災害時にどういうことに気をつけていくのかなど、いろんな意見をシェアできた。
やえはた農園のご夫妻始め、北上の防災士の免許をとったという清水上さん、古くからのもり仲間の石橋さん、手風琴の店主の昌代さん。
沿岸部の話だけでなく、山側の東北の方々の震災後の気持ちや活動の様子もシェアできたことは、意義深かった。

同じ東北でありながら、当初、被災地にすぐ行けないもどかしさや罪悪感。
沿岸部の方へ、少しずつ足を運んで、活動をしている山側の地域の様子。
この災害で何を感じたかなど、ざっくばらんに語り合えました。
トップの写真は、大槌町にプランターにメッセージを書き、仮設住宅に花を水を。という北上での活動。手風琴にて。

店主の昌代さんとやんじー。

花が育ってる様子を時々訪ねては、一緒に共感し、花に水をあげながら気持ちが癒されるよう願いが込めらている。また、仮に花が枯れていたら、その家の方が体調を崩してたりしてるかもしれないし、家の様子を訪ねる足がかりにもなる。とのこと。なかなか素敵なアイデアだ。

春美さんとやんじー。
春美さんは、東北のもりでの仲間である。もりをこよなく愛する小児科の先生。私たちの活動を知って共鳴してくださり、支援金をいただきました。
丁度、替えの釜やら、テントやら出費が続々とかさむ時期の時で、活動を円滑に続けられました。本当に助かりました。心から感謝してます。

春美さんも、昌代さんも、自ら陸前高田などに足を何度も運びボランティアをされてます。
また、やえはた農園のご夫婦も、震災直後、自分たちも大変な時だっただろうに、沿岸部に向かうボランティアさんの食事など作り、送り出し、寝泊まりをさせてあげ、受け入れてました。

みなさん本当に頭が下がります。

次は、遠野を通り、大船渡、陸前高田、南三陸町へ。続きは、次のブログにて。
(アグネス)

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