炊き出しをしてて思うこと。サンライフ熊本にてたまご丼炊き出し100食

五月17日

今日は、すがすがしいお天気でした。
ボランティアビレッジから10分ほどの近場の避難所でした。
街中の公共施設で、車が行き交い、避難所とは思えなかったのですが、中に入ると避難されてる方いました。

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今日は、たまご丼100食炊き出し、作っていきます。

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たまごは、私たちも取り扱ってるのですが、生活科学研究会の無臭ココナツオイルと搾りかすを餌に混ぜて育った平飼いの有精卵。
昨日、たまご丼を作ったメンバーもいるので、スムーズに作りました。

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街中だけど、大きな木が立っており、その木に癒されました。

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よく建物を見るとひびが入ってます。

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野外で炊き出しをして、避難所の世話役をやってる市の職員の方に配膳場所を聞きました。遠方から派遣された市の職員の方もおられます。

避難所には老人の方も多数おられて、二箇所の建物に分かれていて、階段も沢山ある二階で食事されてます。野外で机並べて食べれるならまだしも、配膳場所まで取りに行かないといけません。

私たちの感覚なら、足の悪い方もおられるだろうし、避難所になってる部屋の近くで配膳できたらと思います。そして、せっかく私たち心を込めて食事を作ったんだし、被災された方に直接手渡ししたい訳です。
通常は、炊き出しなどで作った食事を市職員やお世話役の方が野外に取りに来て、二階まで運んで渡してるそうです。
なんだか腑に落ちない感覚でした。

私たちは、ただ食事を作りにきてるだけではない訳です。
ボランティアに作ってもらって、はいそれでおわり。という感覚、違うなあと感じる訳です。

炊き出しは、いろんな段階があるかと思いますが、出来た食事を手渡すこと、食べることを通して、引いては、野菜切りなども、ちょっと関わったりして、お皿も使い捨てでなく、次の違う場所の炊き出しに使えるようにと、食べ終わったお皿も返しに来てもらう時もコミュニケーションとったりして、笑顔が生まれればなと思う訳です。

今回は配膳も、やんじー交渉して、直接手渡しできるようにチームやんじーのスタッフも二箇所に分かれて配膳させていただきました。

二週間いろんな避難所を回りましたが、いろんな雰囲気の避難所があります。

私たち的には、避難所にいる方だから炊き出しの食事を食べていただいてという形でなく、避難所以外でも例えば車中泊をしてる方だっているかもしれないし、ひっそりと住民の方でも炊き出ししてもらわないと調理出来なくて困ってる人だっているかもしれないのです。
だから、炊き出し場所は避難所であっても、そういう別け隔てなく炊き出しして提供できればいいのになと思います。

東日本大震災の時はあまりそういう場面はなかったんですが、今日も気になったんですが、避難所の方は首に名札のようなものをぶら下げてたり、白いリボンみたいなのを持ってる避難所があります。
恐らく、避難所の方は、それを見せることで物資や炊き出しの食事をもらう目印みたいなものになってるんでしょうか??

じゃあ、自宅で過ごされて困ってる方は物資や食事どうされてるんでしょう?

一体そういう区分けは必要なものなんでしょうか?誰の目線で困ってる人困ってない人と区分けしてるんでしょうか?

いろんな疑問が湧いてくる今日この頃です。

記 写真 アグネス

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