五月15日
今日は、炊き出しが夜だけなので、日中、重機ボランティアチームくりりんに同行して、南阿蘇村にいきました。被害がひどいとは言われてましたが、行ってみると被害の爪痕が生々しく、心が折れそうになりました。
この記事に関しては後日アップしたいなと思います。
南阿蘇村から一足早く帰って、夕食の準備に取り掛かりました。
今日は、拠点にしている崇城大学のボランティアビレッジと住民の方々の交流の意味で、みんなでレスキューキッチンを使った夕食を作りました。
いろんなボランティアに行った後の炊き出しでしたが、しだいに人が集まり、お手伝いの輪ができてきました。
野菜カットの写真はとれませんでしたが、みなさん手際よく刻んでました。
ソース作り。今日はカルボナーラとミートソースの二種類を作りました。
やんじーがレスキューキッチンを使っていると、しだいにボランティアさんもあつまってきました。
北海道新聞の記者さんもいろいろお手伝いしてくださりました。
何十食かは、益城町のボランティア団体、オープンジャパンに届けに行きました。
ここのボランティアさんも、日本財団の黒澤さんを筆頭に、重機ボランティアで、被災された住民の方々の車や倒壊した家屋で埋まってしまった大切にしてるもの、泥出しなどされています。
大変過酷なボランティア作業にもかかわらず、自分たちのご飯はついつい二の次になってしまいがち。
なので、無理ない形で可能な限り届けていけたらなーとやんじーと話してます。
片道一時間かかるので、私一人で届けるのは心細いんで、一人男の子についてきてもらいました。
行く道中、いろいろ話しました。
彼は、航くん。なんと、カンボジア在住で熊本の地震の事が気がかりでボランティアに来たそうです。まだまだ若くて可能性に満ち溢れてる男の子。某CMで有名なジムのトレーナー資格も持っている人で、身体や健康のことにも詳しい人です。
やんじーの健康のこと。やんじーの後釜のこと。今後の村作りのこと、いろんな話をしました。
初めて会った人なのに、私自身もいろいろ話せてとてもよかったですー。
航くんが、《長く支援を続けていくためには、1日何もしない日リラックスする日も必要。その方が効率よく長く活動できるし、ついついボランティアにきてる人がんばりすぎるところあるからーー。》と何度も言ってくれてました。
やんじーも何十年もボランティアしてるからそこらへんのところはわかっているとは思うのですが、、、
本当にその通りだと思います。
次々炊き出しとボランティアさんの入れ替わりと、その他炊き出し以外にも活動を円滑に進めていくために休む日がないのが現状ですが、継続的に支援していくには、意識してちょっとしたお休みをとるのも大事なことです。
片や、被災された人のことを思うとそうも言ってられない現状もあります。
今日の南阿蘇村で車を引き出している時に被災された方の話や表情も印象的でした。
またその記事は後日記すとします。
翌朝起きたら、すでにお鍋とか調理器具がきれいに洗ってありました。
航くん始め若いボランティアさんでしょう。ありがとう。
記 写真 アグネス