身近な山菜を食する。その2 ふきを塩蔵しました

5月28日(月) くもり

北海道も、肌寒い日が続いている。
北海道に帰ってきたら、ふきが大きくなっていた。

ふきのとうが生えていた場所にあやの里も沢山のふきが。

ふきは赤いものでなく、虫がついてないきれいなものを選びます。
北海道のふきは大きいです。

冬でも食べられるように、塩蔵することに。

フキをアク抜きします。
フキは適当な大きさに切り、アク抜き用の塩をまぶして、まな板の上でゴロゴロと板ずりをします。

※力を入れすぎると、フキが潰れてしまうので、軽く転がすように板ずりをします。

鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら板ずりをしたフキを塩と付けたまま、鍋に入れ3~5分くらい茹でます。

※柔らかくなり過ぎないように、途中で指で固さをチェックしてください。

茹でたフキはすぐに冷水に晒します。
フキが冷めたらフキの皮を剥き、1時間くらい水に晒しておきます。

※アク抜きの完成です。

傷みやすいので、すぐ塩蔵にとりかかります。

入れ物を用意。縦長の入れ物の方がふきを折らずにすむので好ましい。

塩を用意。今回は農哲学院の荒ら塩を使用。

塩を底に敷きます。

ふきと塩を交互に敷きつめて、平らになるように並べていく。

塩抜きが大変だが、塩は多めにした方が傷みが少ないと思う。
一番上は、塩になるようにする。

重しを乗せる。
そこらへんにある大きめの石を使いました。

1か月ほどで漬かるようです。
塩抜きをして、油揚げと炊いたり、お味噌汁、炒めもの、いろいろ使えます。

また、ふきの葉っぱも炒めたりして食べれます。

今、十勝は、ウドやふき、よもぎやみつばなど。ワラビももう少し先に採れます。

北海道は、冬が長いので、夏の山菜や野菜を保存していく技を身に着けていくことが、天変地異が起こっても生き延びていくポイントかもしれません。

文、写真 アグネス

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