3月27日、晴れ時々雨、雪


3月27日、晴れ時々雨、雪。

昨晩から、専修大で車泊。

その後、8時より、やんじー打ち合わせ。
その間、スタッフは、軽油を積んだり、今日使う食材を積んだりする。

出発し、石巻市内の広場へ。

ここは、道路は、地震直後、船や車が流れて、全く入れなかったそうだ。
確かに、道路脇に船があったりした。

行くまでの道も、町並みは、ひどかった。

炊き出し場所も、自衛隊のクルマが近くにたくさん止まっており、ここは、戦後の風景か?と思わせる景色である。

今日は、昼に、ラーメンが400食くらい出た。

一時、長蛇の列だった。

みなさん、温かいたべものを食べると、会話がはずみ、自然に笑顔になる。

周りの家は、瓦礫がたくさんあった。
そんな中での、青空炊き出しだった。

夕食は、カレー。らっきょうをそえて。フルーツは、バナナ。

鍋をもって、家族分とりにきたり、近所の人に呼びかけをしたり、地域や家族のつながりがある。

今回の災害は、人にいろんなメッセージを地球や自然が発信してると思う。

地域の結束力や身の回りの家族の絆が、試されている。

人は、一人では生きてないのである。

災害救援ネットワーク北海道が、今までやってきた講演活動は、災害防災啓蒙活動である。

その一つに、災害がおきる前に、地域にどのような世帯の人がいて、一人暮らしの老人がどこにいるのか?など、地域の防災マップを作るのがある。

また、みんなで、レスキューキッチンの炊き出し機械で、炊き出しをしたりする。

また、普段、非常食の試食会など、災害防災に意識がむくように、やんじーは、がんばってる。

常に地域の人どうしで、地域力を確認しあう作業をしていく。そのような、講演と実践活動である。

今日の炊き出しは、若者スタッフが、たくさんいてくれ、大変助かりました。
すぐ三件隣の若者は、山の水をひいてるらしくて、水を使わせてくれました。

一人暮らしのおじいちゃんも、炊き出しをききつけて、食べにきてくれました。

被災された方も、ラーメンやカレーを食べる中で、他地区の様子など、いろいろ情報交換をしたり、お互いの顔なじみの人の安否確認や、いろんな話をされてます。

家は流されたけど、がんばらなくちゃね。というおばあちゃんの言葉、子どものお母さんが流されたけど、孫のためにも、がんばらなくちゃね。という言葉、身にしみました。

カテゴリー: 東北地方太平洋沖地震, 炊き出し   パーマリンク

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