北海道羅臼町にて災害図上訓練(DIG)及び炊き出し訓練

10月23日(日) 晴れ

今日は、道東に位置する知床半島にある羅臼町にて炊き出し訓練と災害図上訓練(DIG)を実施しました。
行く道中の羅臼岳。この峠は、毎年、10月末で閉鎖されます。雪も真近です。

羅臼町での炊き出し訓練は、今年で3年目になります。
札幌からレスキューキッチン及び炊き出し機材を車に載せて、片道10時間(500キロ)かけて、移動します。

今年は、1日目は、共栄町内会の役員15名で、災害図上訓練(DIG)と津波時の映像を見ながら、海沿いに近い羅臼町でどのような防災対策ができるかを話あいました。

災害図上訓練(DIG)は、自分の住んでる町において、 消火栓はどこにあるか?、防火水槽の位置や避難場所の確認、独居老人など災害弱者がどこにいるか?、津波が来たときにどこの高台に逃げればいいかなどを地図上において複数の人数で確認しあうワークショップです。

その後、津波時の映像をみました。

羅臼町は、津波で孤立化したことはないものの、海のすぐそばに住む住民の方にとっては、身に迫る映像だったかもしれません。
なので、DIGを実施したあとに、映像をみて、分かち合いの時間は、かなり現実的にどのように防災対策をしているか話しあう時間となりました。
例えば、災害が起きたときに、地域でどのように避難経路を確保していくか?など。

2日は、緑町町内会にて、レスキューキッチンを使った炊き出し訓練を実施しました。
メニューは豚汁とおにぎりでした。


部屋で、みんなでおにぎりを握り、みなさん試食されていました。

無事に、羅臼町での防災及び炊き出し訓練が終わりました。

24日は、引き続き根室標津に移動して、レスキューキッチンを使った炊き出訓練です。
(写真 やんじー 聞き取り、文 アグネス)

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