五月二十八日(雨)
朝から、テントの中で寝ていると、雨の音がしていた。
台風が日本にきてるらしく、雨の中の炊き出しになった。
五月の中旬に購入した大きなテントのおかげで、日陰が出来、また、雨の中でも、野菜きりなど出来る。
ただ、レスキューキッチンは、テント下では水滴がつく為に、調理できないので、雨の中の作業となる。
最近、おじいちゃんもよく手伝いにきてくれてます。
ホテルの料理人をされてたらしいが、レスキューキッチンでの調理は始めてで驚かれてます。
災害の時、こんな風に調理するんだねー。と。
ひとみちゃんは、オーストラリアにワーキングホリデーで滞在した後に、こちらの被災地に入りました。
水が、オーストラリアにはあまりない環境だったので、水を大切にする過ごし方をしており、被災地での暮らしでは、さらに、水の大切さを感じるとのこと。
石巻でヘドロの撤去などしてましたが、四月末に、こちらにきてくれ一ヶ月くらい滞在してくれました。
ありがとうございました。
夜のラーメン用のゆで卵の殻むき。
自然と人の輪ができ、卵の殻むきしながら、おしゃべりです。
子どもたちもネギの皮むき。
お母さんも参加してくれました。
いつも、きてくれる親子もたくさんネギを刻んでくれました。
小学生の女の子も包丁で調理するのは、久々だったようです。
今日は、昼は、鮭のあら汁。夜は、味噌ラーメン。
ファミリーマート前は、各300食。
昼は、港地区に50食。
吉野沢に200食。
夜は、港地区浪坂と会館の避難所に80食。
吉野沢に200食。
港地区は、電気が、26日についたようです。
ガスはプロパンなので、後は、水です。
あちこちで大きい水タンクが設置されるようになり、会館などの飲み水は、直接、給水車がきてるようです。
港地区の会館は、ラーメンを調理場で、ゆがいてもらい、みなさんでトッピングしてもらいました。
吉野沢は、久々に、やんじーととっちゃんが、レスキューキッチンを持ち込みラーメンを作りました。
吉野沢は、仮設住宅に入居してきた人も炊き出しの列に並ぶようになり、人が増えてるようです。
港地区、吉野沢で、味噌の配布を。
また、会館には、アルファ米50人分の炊き出しセット六箱をおいてきました。
少しずつ、自分たちで調理できる手助けになればと思います。
浪板地区までの道のり
今日から、札幌のカフェみんたるのみかよさんの紹介でボランティアさんがきてくれました。一週間の予定。
新日本海フェリーで、調理を担当されてる秋田の方です。頼もしいです。
伊藤さんです。
明日も、大雨とのこと。
どんな炊き出しになるかなあ。