南阿蘇村へその1。重機ボランティアくりりんチームに同行して

五月15日

前日のブログの前に、午前中南阿蘇村に行きました。
重機ボランティアのくりりん率いるチームが南阿蘇村にボランティアビレッジから通っているということもあり、同行しました。
そして、南阿蘇村の炊き出しニーズや避難所の様子、現地の様子など、チームやんじーとしても調査する目的もあり、同行しました。
くりりんチームは、東日本大震災でも同じような活動をされていたそうです。
奥芝商店の奥ちゃんとはその時からのつきあいだそうです。
重機で倒壊した建物から車を引き出したり、被災された方が大切にしていたものを出してあげたり、土砂を取り出して、動かせないでいるものを取り出したりと、被災された方にとっては、なんとも頼もしい存在なのです。
なかなか男前な男性です。彼女も私たちと同じように同行していて、年の差カップルということもあり、ビレッジでも、やんじーはいつも気にかけてるチームです。

ビレッジから車を走らせて南阿蘇村の龍田という地区に来ました。

行く道中も崖崩れになっている山や、ブルーシートの屋根がみられます。

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まずは、ボランティアセンターへ。
ここは、余震も結構頻繁にあり、いつ何が起きてもおかしくないので十分安全には気をつけてほしいと、ボランティアセンターの世話役の方から説明がありました。歩く時も常にヘルメットは欠かせません。

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ニーズ表を基に現場へ行きます。斜面になっている地区で、土砂が流れこんでしまったり、地震と土砂で家が倒壊してしまっている箇所が多数あります。

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まず1件目は、土砂が納屋の方に流れ込み、車も入れず、まったく入れない状態になっているのを掻き出す作業です。

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やんじーもお手伝い。

この家の持ち主の方と作業をしてる間、いろいろお話しを伺いました。
土砂が、地震のとき、腰のところまで来てまったく抜けなかったこと。
足がちぎれそうになる位痛かったがなんとか泥沼から脱出したこと。
隣に線路が走っていて、カーブで、電車が崖にひっくり返って落ちたこと。貨物電車だったから、運転手さんが落ちてしまったこと。

表情をこわばらせながらぽつりぽつりとお話ししてくださりました。
途中奥様も来られました。
表情は、暗い感じでした。そして、ペットボトルのお茶を差し出してくださりました。
ご夫婦で飲んでください。とお伝えして、いただくのをお断りしたのですが、みなさんで飲んでくださいと渡してくださるので、受け取りました。すると、少し表情が一瞬和らいだのが伺えました。

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続きは、《南阿蘇村へ。その2にて。》

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