今日は、すがすがしい十勝晴れの天気だった。
あやの里(災害救援ネットワーク北海道事務所)にて、地震予知いろはカルタ会とシシリアンルージュ鍋を囲む会を実施した。
また、季節の行事ということで、レスキューキッチンと、杵とうすを使った ミニもちつき会も実施した。
大人と子どもあわせて 18名の参加だった。
まずは、たき火で暖をとりながら、レスキューキッチンや臼など 道具をいろいろ出してセッテイング。
室内では、もち丸めの用意。
子どもたちも一緒になって、大根おろしなどお手伝い。
いよいよもちつき開始。
今日は、若手の男の子も多く、頼りになります。
もちがつきあがると、室内ですばやくもち丸め。
子どもたちも一緒に。
きなこ、小豆、大根おろし、納豆、砂糖醤油も今回加わりました。
きれいに丸まってます。
続いて、シシリアンルージュトマト鍋。
煮込めば味わい深くなるトマトです。
今回は、十勝産の野菜を中心にしたトマト鍋です。
テーブルを囲んで、自己紹介などしながら談話する。
隣町の芽室町の議員さんも2名参加されていた。
やんじーに、災害時の水の確保、災害時に備えてどんな設備が必要かなど熱心に質問されていた。
地震予知いろはかるた会が始まりました。
このカルタは、石巻市のおじいさんなどの証言をもとに、地震前の自然観察や自然の異常現象などをカルタにしたものである。
1996年に本として出版されていたものを、今回の3.11をきっかけにカルタになったものです。
例えば、地震前になまずが大暴れするといった話は、一般的に知られている話です。
他に、花が咲きだす時期外れ。ヘビのように朝日取り巻く嫌な雲。月が真っ赤で火の玉だ。増えたり減ったり井戸の水。などなど。
自然をじっくり観察していると、地震など災害の共通する前ぶれがあるようです。
子どもたちも真剣そのもの。
景品は、非常食セット。お湯を入れて作るサラダや缶づめお粥、お湯を入れて作るきのこもち米ごはん、ツナ缶、ノニジュースののど飴など。
非常食を目にすることもあまりないようなので、大変めずらしがられました。
今回作ったお餅も、非常食、保存食には大変いいものです。
非常食の試食会もいいかもしれませんね。
カルタを何回かして、最後の回は枚数が倍になるルールに。
トップ賞は、青山農場の青山君。
青山君は、十勝中継局で大変お世話になっています。
野菜セットをチームやんじーで購入した時もいろいろ手配してくださりました。
また、十勝のみなさんにやんじーの活動を知らせてくれたりしています。
いつもありがとう。
北海道では、このような百人一首をするそうです。
木の札で雰囲気がありますね。
関西地方では、また違う百人一首でした。(関西出身、アグネス談)
その後、これからの電気のこと、放射能のこと、エネルギーのこと、暮らしのことなど語り合い、すっかり真っ暗に。
みなさん、震災をきっかけにいろんなことを感じ、実践しています。
月が空から出てきて、みなで満月を外に出て、眺めました。
3.11から10か月になろうとしています。
日本という場所で震災が起こったから学習したこと、日本だからこそ3.11の体験を感じ取り、地球に住むみなさんに発信できることがあるように思います。
どのような未来が待っているか分かりませんが、あやの森あやの里プロジェクトでは、古きよき日本での暮らしの工夫なども取り入れて、発信していこうと思います。
日本だからこそ発信できること。何かのヒントになればいいなと思います。
その様子は、あやの里・もり日記に記していこうと思います。
こちらも合わせてご覧くださいね。
文・写真 アグネス