五月25日(晴れ)
南三陸町を後にし、仙台へ。
仙台で気がかりになっている人たちに逢いたいなと思い、何人かに連絡をとってみたが、元の場所にいなかった。電話で久々に話す。
フェリー乗り場へ向かう。
炊き出しや心のケアなどお手伝いして下さった山崎さんは、別ルートで。しばらく東北に滞在するそうです。
かたつむりスピードさんとレラさんご一行は、同じフェリーなので、乗り場で再会。
北海道に一緒に、向かいました。
コミュニティハウスがあるのは、南三陸町歌津の平成の森のキャンプ場。
『歌津迎賓館 鍵』と名付けられてます。
昨日の落成式後は、南三陸町生涯学習課の管轄になったそうです。
太陽光発電。竪穴住居で半地下になっており、冬あったかく、夏涼しいそうです。ドアは回転ドアで、いろりがあります。屋根は、植物が生えてくるようです。
平成の森は、チームやんじーが3月に始めて歌津地区で炊き出しをした時は、避難所でした。
状況が混乱しており、炊き出しを断られ、近くの高台の墓地の上の駐車場で炊き出しをしたのが、南三陸町歌津での始めての炊き出しでした。
眼下は、家が倒壊し、すさまじい光景
でしたが、炊き出しをやるしかありません。
余震がひどく、何度か揺れてたのを思い出します。また、水もなく、搭載していた水タンクが何日もつかヒヤヒヤしながら炊き出ししたのを思い出します。
今回、チームやんじーの始めての炊き出しを食べてた方、野菜の皮むきを手伝ってくれてた方にも偶然出会いました。
昨年の秋ぐらいに支援にいった時に、平成の森の奥にコミュニティハウスをチーム日光が手掛けてました。
その時、春の落成式で、是非チームやんじーで炊き出しをしてほしい。というお話しがありました。
チーム日光とは、始めてのコラボでした。
チーム日光代表の小坂さんとやんじー。
その横に、図書館も建設されるようです。
家が何件か建てられてました。
しかし、いろんな方の話しを聞くと、地区ごとの高台移転の話しも空中分解に終わったり、話しがまとまってないようです。
青ぞら食堂の椎葉さんと。
ファミマの炊き出しからの付き合いです。
震災から一年を経て、震災後から始まった新たないろんなストーリーも、歌津にも点在していってます。
震災前からの問題点、震災後からの問題点、いろんなことが見えてきます。
文、写真 アグネス