落成式の後で。ちょっとしたライブ。５月２３日

５月２７日（日）　晴れ

一昨日、北海道に戻りました。
こちらは、すっかり新緑の季節でもあり、夏に向かう日差しでもあり驚きました。
日々の野菜や植物のみなぎる生命力には驚くことばかりです。

さて、５月２３日の歌津迎賓館の落成式の後、その前の土地では、ちょっとしたライブがありました。

アシリレラさんの盛岡の友人の方が急きょ来られました。

アイヌの唄など、特に、おばあちゃんが楽しまれていました。
昔、ここらへんの地区で踊っていたらしく、唄に合わせて踊るおばあちゃんも。

フードバンク活動のアサヒ飲料のジュースや大塚食品のミネラルウォーター水なども大好評でした。

丁度、仙台行きのフェリーで乗り合わせた『かたつむりスピード』さんも、仙台でのライブを終えて、南三陸町に来ました。
盛岡の方と演奏する。
地元のおじいちゃんも、ライブを聴きながら、持っていた太鼓を横で叩く場面も。

子どもも夕方になり、ちらほら姿が見えてきたので、子どもさんやお年寄りにお菓子を配る。
地元のお母さんもお手伝いしてくださりました。

お菓子を配るやんじー。

炊き出しやライブなど、このような時間が少し持てたことで、少しリラックスされたのでは。。
でも、ライブの中でも、いろんな悩みや心のうちを打ち明けてくださる方もいました。
アグネスはただ、じっーと聴いてお話しています。

マスコミ報道などで復興はもうしているかと思っている方多いかもしれませんが、遅々として進んでないのが現状です。
少しずつ少しずつです。
また、心の中は、無我夢中で震災後すすんできたが、心の整理もつかず、この先の暮らしや町の不安やいろんな気持ちをかかえておられる方もいます。

震災直後にみなさんが感じたことや意識、風化はさせてはならないと思います。
日本全体のみなさんや地球に住むみなさんが、今後どういう意識を持って暮らしを営み、自然の声に耳を傾け、本当の豊かさとは何なのか？
未来に生きるいのちや子どもたちのことを考えた行動をするのか？自分の我欲だけでない、日々の日常を送れるのか問われてます。
東北に住んでる人だけの問題では決してありません。

文、写真　アグネス