昨年お逢いした近藤先生をお迎えして、あやの里にて自然茶の会を開催しました。十勝にて日本茶インストラクターの茶戸庵の家常和さん主催のもと、あやの里も共催させていただきました。
自然茶とは、山の中に自生したお茶をありのままにいただくお茶で、一滴のお茶ををいただくこともあります。
http://www.ochawotanoshimukai.com/about.html
この自然茶の活動をされている主宰の方が近藤先生。
自然に対する感覚や嗅覚がとても共感できるとこがあり、お逢いしたときに一目で大好きになりました。
いつかはあやの里で自然茶の会が出来ればいいなとおもっていたら、和さんが導いてくれました。ありがとう。
食事は、あやの里から、やんじーとみんなで、蒸野菜、混ぜご飯、梅若汁を作り、いただきました。
大きなテーブルを囲んで、みなでご飯を食べるのはおいしいものです。
そのあいだにお茶会の準備もすすんでいます。
今日のお茶会の会場です。
ここは、元神社の参道だったところです。
木々が、迎えてくれているようです。
お茶会の前にお茶炒りの体験もしました。
大きな鍋で炭火で炒っていきます。
お茶の香りがすると、子どもたちから歓声が。
『わーお茶の匂いがする。いい匂い。』 本能のままの感性が開ききった言葉があふれてきます。
たたみの上でのお茶会が始まりました。
子どもたちも、近藤先生のお話やお茶を頂くときは、きちんと正座。
やっと歩き出した子も、お茶を運ぶ動作をまねする場面も。
のびのびとしながらも、お茶を楽しんでいました。
山奥で岩の上でたくましく育っていたお茶の木から採れたお茶。それを焙煎してくださったお茶農家の方、そして、あやの里に囲まれている木々の薫り、草の薫り、お茶会を共有した年齢が様々の人々。いろんないのちが凝縮されて、自分の身体に染み込むようでした。
あやの里はいろんないのちが交差しあい、いのちを感じることをきっかけづくりの場でもあります。その点で自然茶の理念とあやの里あやの森で目指していることが、すーっと溶け込んだ瞬間でした。
また来年も開催できればいいなと思います。
近藤先生、下斗米さん、和さん、おおすみさんみなさんありがとうございました。
文、写真 アグネス