いつも災害救援ネットワーク北海道のHPを見て下さりありがとうございます。
毎日日頃からの応援感謝しております。
3.11から3年になろうとしていますね。
果たして日本はあのような大きな災害が起こり、経験したのにも関わらず、世界に対してお手本となるような行動でしょうか?
やがて大きな災害が起こりうるであろうにも関わらず、そちらの方の予測や備蓄、仕組み作りに国家予算はかけられているのでしょうか。復興に対してはどうでしょう?
いろんな矛盾を感じます。
しかし、そうこうは言ってられません。個人力をつけて、地域力、国力をつけていくしかありません。
個人個人の力が手を携えて、一歩一歩進むしかないのかと思います。
私たちが支援している南三陸町のみなさんとも電話やメイル、お手紙でやりとりしていますが、少しずつ前を向きながら、自分の道を進んで行っている方がたがおられます。
チームやんじーの炊き出しにもよく手伝いにきてくれた仮設住宅で暮らしていて、専門学校にいくのに仙台にいった人。
チームやんじーの拠点にしていた場所に家を建てた人。
仮設住宅にいながら、地域の方の面倒を見、仕事を再開した人。
いろんな方がおられます。
どんな状況でも光は必ずあります。少しずつ少しずつ春の芽吹きのようにじっと雪の下でもぱっと花咲く時を待っているのです。どうか希望を失わないで。
私たちは、具体的に昨年は資金がない中以前使っていた建物を解体し、今パン工房を少しずつ建てています。こちらも将来的には、手をつなぎ合う村の仲間と一緒に展開していければと考えてます。
自然素材のお洋服も取り扱って、ゆくゆくはあやの里あやの森で一緒にやっていく仲間と販売できたら、仮設住宅で出逢ったあの人とこちらで住んでもらって出来たらいいなと考え、無我夢中で東北の災害支援と合わせて頑張ってました.
お天道さまは見てます。またきっといい出逢いがあると思ってます。
いくさきざきで応援してくださっている方、見守ってくださっている方のあたたかいお言葉に励まされながら、日々精進していっている所存です。
あやの里あやの森プロジェクトはやんじーの目指す災害防災啓蒙活動にあわせて力を合わせて、ミッションだと思い、少しずつ出来ることからすすめていきます。資金もなければ実践行動、それしかない。
また、私たちは、3.11以前から構想しているあやの里あやの森プロジェクトの村つくりに加えて、大きな災害がやってくることも想定して、災害の啓蒙活動もよりいっそう強化していきます。講演活動やお話会を通して、災害防災、減災のことはもとより、個人としての生きる力、人としての生き方などいろいろ行動やお話を通して示していきたく思います。どこかの講演会やお話会でお逢いできるといいですね。
実践が大事です。大きな災害は起こりうると私(アグネス)は考えてます。
その時あなたはどうしますか?
3.11の時の経験、日本の人みなが心合わせたじゃないですか?
きっと日本人は乗り切れる精神性があるのだと思います。
平穏な地球でありますよう祈るばかりです。
2014.3.11
災害救援ネットワーク北海道
あやの里あやの森プロジェクト
山口幸雄やんじー
由里アグネス