今年はぶどうのなりがよく、山葡萄も昨年より多めだったように思う。
10月は、やんじーは町にあったパン工房の一軒家の解体と材運びを一生懸命やっていた。
前回のブログでお伝えしたころから比べると骨組みだけになりました。
解体したら材を運ぶ。その繰り返しです。
基礎となっている土にほとんど埋まっている土台も手で一人引っこ抜いたそう。何十キロもあったのに、ロープを使い、てこの原理で引っこ抜いたそう。かなり大変だったのが目に浮かびます。
薪割りも雪降る前には終わらさないと。一生懸命二人で割りました。
薪は乾かさないと燃えつきがよくないので、割った薪は主に来年に使います。
秋も深まってきてます。
山葡萄は、今年はよく採れました。
干したり、山葡萄の酵素ジュースなど仕込みました。
11月には、森の仲間藍染展の展示会を開催しました。
森の子どもの村のおばばの藍染め展。
目的は、おばばがフクシマでのNPO団体を支援していることもあり、その活動の応援です。
森の子どもの村は私(アグネス)が大学生の時に訪ねた場所で、今の生き方にも影響を受けた場所、人でもあります。心の原風景といったとこでしょうか。
詳しくは、札幌人図鑑第596回(HPにも添付してあります)にも森の子どもの村との出逢いなど触れてますので、ご覧ください。
森のイベントでは、大活躍のキリガミストちあき(森の子どもの村で出逢った女の子。当時高校生だった)のパフォーマンスと十勝の森仲間のKENさんのピアノで歌声喫茶やおばばのお話などしました。
1週間ほど展示会したのですが、みなさん、その時その時に来られている方同志でお話がはずみ、交流を深めておられました。
あやの里でのイベントであたたかい環がひろがっていくことはうれしく思います。
最終日は野外で紙織染めも開催しました。
11月で雪や寒さが心配でしたが、穏やかなお天気に恵まれました。
おばばがあやの里においてくださった作品「つながるいのち」
原点を見直し、一日一日を過ごす。また、手と手をとりあいながら、糸を紡ぐようにみなつながっている。
晩秋の日常の暮らしの作業も原点を見直し、一つ一つの積み重ねです。
心洗われる真っ白な雪の世界は、もうすぐそこです。
文、写真 アグネス