今日は、札幌市の清田区の老人クラブ連合会主催の防災講演会があった。
女性部会とあって、女性の方が多かったですが、約170名の参加者でした。
ボランティア活動を通して、災害地における高齢者の方の様子や普段からの心構えなどをお話させていただきました。
その後、すぐにマウコピリカ音楽祭へ。
今年で5回目の開催になる。
2008年、先住民族サミットが北海道であり、アイヌの方がたが手弁当で開催され、世界の先住民族の方がたが集まりました。
その時、やんじーは全面バックアップをして、アグネス始めチームやんじーは食事係として、レスキューキッチンを使い、3日間で1500食相当の食事を提供しました。
その時のメンバーは、世界各国のボランティアが集まり、いろんな料理を作りました。
そのサミットのつながりから、その後、WINーAINUという団体が立ち上がりました。
世界の先住民族と日本の先住民族であるアイヌの方がたが交流を深め、文化を見直し、次世代につないでいく団体です。
サミットでスタッフの主メンバーだったみなさんが、主に事務局として活動されています。
マウコピリカ祭は、WIN-AINUが主催する毎年6月に開催される音楽祭りです。
チームやんじーをいつもあたたかく応援して下さり、昨年の音楽祭の売り上げの一部を寄付して下さりました。大変感謝の思い一杯です。
お互い様の精神で、いろんな場面で助け合いながら、とてもいい関係でお互い活動しています。
今年は、北海道にやんじーもアグネスもいたので、チームやんじーブースを出させていただきました。
参加したみなさんが、募金箱の前で頑張ってくださいね。と声をかけ支援金を入れてくださり、大変励みになりました。ありがとうございます。
今年のマウコピリカ祭は、唄と語りがテーマでした。
出演されるみなさんから紡ぎだされる言葉や音が本当に美しくて、心がこもってて感動しました。
また、アイヌの楽器といろんな国の楽器のコラボレーションも、また違ったハーモニーが産まれ、とっても新鮮でした。
すっかり聞き惚れてしまい、写真が1枚もないのが残念でした。
最後は、みなさんと輪になってアイヌの踊りを踊りました。
環になること、歌うこと、語りをじっと耳をすましてきくこと。いいですね。
いつか、東北のみなさんとそういう場が持てればいいなと思います。
今日、チームやんじーを応援してくれている北海道の中頓別町にて、夏休みに被災地の子どもたちの受け入れ滞在を実施するとのこと。その相談がチームやんじーにありました。
私たちのつながりのあるネットワークで、私たちが東北にて、ずっと支援している地区の人たちの紹介をしました。
これからはこういうネットワークが活きてくるんじゃないかと思います。
お互い様の精神。震災後にとっても大切な精神でした。ずっと太古から、みなさんの心の中に生き続いている精神なのではと思います。
文、写真 アグネス