5日ほど前にチームやんじー翻訳チームの浜田さんから電話があった。
なんと、アメリカのブルーミントンから、ウッドコックご夫妻が来道するとのこと。
やんじーにも是非逢いたいとのことで、どこかで逢いましょうという話になった。
ウッドコックご夫妻は、アメリカのブルーミントンに在住されていて、日本が大好きなご夫妻。
息子さんが、福井県の方で、英語の先生をされているので、ご夫妻は、日本を来日しては、美しい日本の風景を撮影されているご夫妻である。
3.11の震災の時は、息子さん、お嫁さん、お孫さんも日本におられたので、遠いアメリカの地で気が気でない様子だったに違いない。
3.11から間もない4月。ウッドコックご夫妻は、ブルーミントンにあるベーグル屋さんで写真展を開催した。
その売上げ金を日本赤十字社などの大きな団体ではなく、草の根的に活動している団体に寄付したいという意向があった。
[写真展の様子]
その時、ブルーミントンにあるインディアナ大学に問い合わせをされ、チームやんじーの翻訳チームのリーダーの浜田くんや、現地にもボランティアに来てくれたノリくんなどにつながったらしい。
その写真展の時も、浜田くんはベーグル屋さんに訪ねてくれ、チームやんじーをいつも見守って下さっているアイヌの結城こうじさんの版画の額をチームやんじーからの感謝の気持ちとして贈呈してくれた。
そのアイデアは、チームやんじーアドバイザリー班の札幌の岩佐さん。
いろんな縁がつながり、今回も、出逢いが早い実現となった。
いつかアメリカに行って、ブルーミントンのみなさんにお礼を言いたいねー。とやんじーと話していた矢先の出来事でした。
逢って、いろんなことを話ました。
震災当初のこと、活動の様子など話すやんじー。
いろんな話を語り合いました。
東北の状況、日本の政府の話。私たちを含め日本人の意識はどう変化したか。これからの展望、暮らし。
震災時の日本人の様子で感動したこと。海外からみた日本の様子で感じていること。これからのビジョン。
地球家族・市民のこと。
始めて逢ったとは思えない、本当に親しみやすいファミリーでした。
旦那さまのジョーさんは、環境保護団体の職員もされていたこともあり、これからの私たちの構想にも大変興味を示しておられました。
突然、ジョーさんが神妙な顔で、これから私が話す言葉を1字1句かみしめてください。と言われました。
『私たちは、チームやんじーのメンバーで本当に誇りに思います。』
涙が出ました。
震災後、すぐに、私たちや東北のみなさんのために遠いアメリカから、行動し、海を越えて応援してくださったウッドコックご夫妻。
どんなに私たちの励みになったことか。
感謝の思いいっぱいです。
ブルーミントンにもチームやんじー中継所が発足だね。と話し合いました。
友情の印に、チームやんじーTシャツ、私たちが身につけていた指輪などプレゼントしました。
次の日は阿寒に行かれるとのことで、阿寒でチームやんじーを応援してくれているみなさんにもお会いしていることでしょう。
お別れの時は、抱き合い、お互い、涙でいっぱいでした。
あっという間の2時間でした。本当にハートとハートでつながった凝縮された時間でした。
親愛なるジョーさん、ペギーさん、ドリューさん、お逢いする時間を作ってくださりありがとう。
また、ブルーミントンで逢いましょう。
通訳をしてくれているはまだくん。はまだくんのおかげで私たちの今回の出逢いが実現できました。本当に感謝しています。
5月19日は、ブルーミントンの日本人の大脇さん始めママさんチームで、風呂敷ワークショップやお弁当ワークショップが開催されます。
チームやんじーの応援チャリティーイベントです。
いつか、ブルーミントンに行って、みなさんにお会いしたいです。
文、写真 アグネス