昨晩から、専修大で車泊。
その後、8時より、やんじー打ち合わせ。
その間、スタッフは、軽油を積んだり、今日使う食材を積んだりする。
出発し、石巻市内の広場へ。
ここは、道路は、地震直後、船や車が流れて、全く入れなかったそうだ。
確かに、道路脇に船があったりした。
行くまでの道も、町並みは、ひどかった。
炊き出し場所も、自衛隊のクルマが近くにたくさん止まっており、ここは、戦後の風景か?と思わせる景色である。
今日は、昼に、ラーメンが400食くらい出た。
一時、長蛇の列だった。
みなさん、温かいたべものを食べると、会話がはずみ、自然に笑顔になる。
周りの家は、瓦礫がたくさんあった。
そんな中での、青空炊き出しだった。
夕食は、カレー。らっきょうをそえて。フルーツは、バナナ。
鍋をもって、家族分とりにきたり、近所の人に呼びかけをしたり、地域や家族のつながりがある。
今回の災害は、人にいろんなメッセージを地球や自然が発信してると思う。
地域の結束力や身の回りの家族の絆が、試されている。
人は、一人では生きてないのである。
災害救援ネットワーク北海道が、今までやってきた講演活動は、災害防災啓蒙活動である。
その一つに、災害がおきる前に、地域にどのような世帯の人がいて、一人暮らしの老人がどこにいるのか?など、地域の防災マップを作るのがある。
また、みんなで、レスキューキッチンの炊き出し機械で、炊き出しをしたりする。
また、普段、非常食の試食会など、災害防災に意識がむくように、やんじーは、がんばってる。
常に地域の人どうしで、地域力を確認しあう作業をしていく。そのような、講演と実践活動である。
今日の炊き出しは、若者スタッフが、たくさんいてくれ、大変助かりました。
すぐ三件隣の若者は、山の水をひいてるらしくて、水を使わせてくれました。
一人暮らしのおじいちゃんも、炊き出しをききつけて、食べにきてくれました。
被災された方も、ラーメンやカレーを食べる中で、他地区の様子など、いろいろ情報交換をしたり、お互いの顔なじみの人の安否確認や、いろんな話をされてます。
家は流されたけど、がんばらなくちゃね。というおばあちゃんの言葉、子どものお母さんが流されたけど、孫のためにも、がんばらなくちゃね。という言葉、身にしみました。