あやの里の松葉で、サイダーを作りましたー

4月16日(月) 曇り

あやの里は雪どけが一気にすすみ、小川が出来てました。
地面も、雪が解けた後で、ぐちょぐちょです。

しかし、クマザサが生える前なので、夏なら行けない奥の方もすいすい散歩できます。

4,5日前に、松葉を使ったサイダーの仕込みをしました。
本で作り方を見て、これなら、しらかば樹液で仕込んだらおいしいだろうなあーと作ってみました。
何より、松葉も体によさそう。

松葉を探しました。
いくつかの松の種類があやの里にはありますが、今回は、トド松で。

松の木の下には、松の赤ちゃんが。
雪の下でもずっと生えていたんだね。

出来るだけ新芽をいただく。
おいしいの作るからねと祈る気持ち。


流水で、しっかり洗う。

瓶に詰めて、日光にあて数日おきます。

その合間にしらかば樹液でコーヒーを。

うどんのつゆをしらかば樹液で。
うどんがいつもより、ふっくらした味わいでした。

数日後、さっぱりとした松葉サイダーができました。

瓶に松葉を詰め過ぎたので、何分割かして新たに樹液を付け足す。

発酵して、暗所におき、布でこす。
飲みやすい松葉サイダーになりました。
のど飴の味に似ています。

しらかば樹液がない場合は、砂糖100グラムを湯沸して冷まして、発酵させる。
あとは、同じ要領で。

冬の間も、緑を生き生きさせていた松葉。生命あふれるサイダーです。
いろんな薬効もありそうです。
見渡すと、自然には、いろんな恵みを与えてくれてます。

文、写真 アグネス 

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