埼玉県本庄市にて、災害防災の講演会。今考えるべき防災力とは?

10月4日(火) 晴れ

なかなか、ブログUP出来ずにいました。
写真は、講演会前の様子。
左から本庄市の松島さん、やんじー、佐々木さん、アグネス。
九月29日に埼玉県本庄市商工会議所にて、企業の防災力とは?という題名にて、防災講演会を開催しました。



主催は、本庄市商工会議所青年部のみなさん。メンバーの松島さんが、災害救援ネットワーク埼玉を立ち上げたいということで、やんじーが防災力について、講演することになった。

しかし、いろいろ話しあっているうちに、南三陸町の方も来てくれるし、関東圏から南三陸に何度もボランティアに来てる松島さんもいるし、トークセッション方式にしよう!ということになりました。
被災者の立場、関東圏からのボランティアの立場から、北海道からのボランティアの立場から、女性のボランティアの立場から三月11日以降を時系列的に話しながら、立体的に捉えてもらえるようにお話をすすめました。

また、津波当時の映像や活動の様子、南三陸町の様子の映像を流しながらお話しました。

また、埼玉県本庄市の立地条件も踏まえて、一人一人、地域、企業が日頃、何に気をつけていけばいいのかを伝えていきました。

南三陸町から今回来てくださった佐々木さん。
震災時の様子を事細かく、また、その後の心の動き、最近のいろんな問題などを話して下さりました。

佐々木さんがお話して下さることで、埼玉県本庄市の近辺で災害が起こった時に、本庄市はどのような立場になるかをより分かりやすくお話することもできました。

また、地元の松島さんが加わることで、関東圏からどうして災害ボランティアにいくのか?何故、本庄市から災害救援ネットワークを立ち上げたいのか?参加される方も、より身近な存在で、話しも身近なものとして聞いて下さったのではないかと思います。

佐々木さんの住んでる地区は、もともと50世帯ある家でしたが、仮設住宅が50世帯でき、仮設住宅と以前からあった世帯が混合してる場所です。

震災時も、奥地だったので、孤立化していたので、炊き出しを始めたのがきっかけでした。
仮設住宅と混在してる時も炊き出しをしてました。

本庄市も、地理的に大きな災害が起きたときに、避難してきた人を受け入れたりする場合もあるかもしれません。

もちろん、住んでる地域ごとの地域防災力も必要です。
しかし、災害は、県をまたいで来ることもあります。

例えば、今回の震災で、関東圏では帰宅困難者が沢山出ました。
避難所は、その地区に住んでることが対象で、一時帰宅困難者には、水や物資があたらなかったこともあったと聞きます。

昼どきなら、住んでる家にいる確率は低い人が、多いでしょう。

その時、職場や学校でどのような対策をとるか?
また、家族間同士の連絡は?

一人一人が、普段から話し合い、防災力を高めていかなくてはいけません。

また、企業の支援も必要です。

例えば、震災後すぐに、重機や機材など出せる企業もあるでしょう。
また、ホテルなどなら避難所として開放することも出来ます。
おむつや生理用品、食材など、必要な物資をまとめて大口で提供することも出来ます。
息長くボランティア団体を活動支援していくことも出来ます。

得意な分野をやりながら補っていけばいい。

企業同士も震災が起きた時に、どのように連携していくか、話し合いが必要です。

今回は、関東圏のみなさんが震災時から今までどんな気持ちで過ごしてたかも交流会にて、お話がきけてよかったです。
ありがとうございました。


また、遠方の国分寺から支援して下さってるオフィスカレイドの山本さんも講演会を聞きに駆けつけてくれました。

また、チームやんじー現地スタッフで活躍してくれた中野将大くんも久々に再会しました。写真撮影して下さった
り、細かいところのお手伝いありがとう。

佐々木さんとの話しの中で、炊き出しなど一杯お世話になってるから、ご恩返しにきたよ。
チームやんじー歌津で、防災のことも周りの人とも考えないとなあ。
震災後、すぐに来てくれたやんじーたちには、復興していく姿を見てほしいという言葉が印象的でした。

本庄市にいる間、三年前にリーマンショックで派遣切りなどあり、給食など食べるのに困っていた時に炊き出しを日系ブラジル人の学校でしました。
その学校も近くだったので三年ぶりに訪ねました。続きは次回ブログにて。

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