3.11の東日本大震災より、4か月が過ぎました。
今回は、甚大な被害であり、食べること、いのちをつなぐことに焦点をしぼり、一度に100人分のご飯が炊ける機械をもって、炊き出しを中心に活動していました。(3月23日~7月12日 43.452食。1日平均 505食)
場所も、石巻と南三陸町とエリアをしぼって、支援活動してまいりました。
4か月が過ぎ、電気、ガスが通り、水も、もう少ししたら復旧する予定です。
ニーズ調査をする中で、自炊することを応援することも必要であり、調味料や水、食材、日用品などを戸別に訪問して、配っています。
先のことを考えると、仮設住宅の住居期間が、2年。その後の暮らしはどうなるのだろう・・・と考えます。
地元の復興を願って寄り添いつつ、現地での直接支援に合わせて、次の段階の構想があります。
災害救援ネットワーク北海道では、北海道にて、被災者の方々と共に過ごす村づくりをしていきます。
場所は、十勝清水。私たちが昨年、アイヌ儀式の結婚式をさせていただいた森の近くの敷地です。
北海道の十勝清水の山奥にある森で、例えば、職や住宅を探し、滞在しながら過ごす。
森で過ごして元気になって、また再スタートを切るきっかけのために、北海道に来る。など。
私どもは、現地に入り、いろんな方と出会いました。被災した自然の中でたくましく生きる術を知っている人や、また、北海道に昔援農に来たことがあるおばあちゃん。漁師さんで、さんま漁船の船で根室や釧路に行き来してた人。北海道に以前住んだことがあり、行者にんにくの味が懐かしい人。新婚旅行で北海道に行く予定だったが、事情で行けなかった人。など。
北海道と東北は、縁深い土地です。
村づくりの作業は、毎日いろんなことが待っていると思います。
いろんな特技や知恵を持ち寄って、小さい村づくりが出来ればと思っています。
息の長い活動となります。引き続き、ご支援のほどよろしくお願いします。