雨の炊き出し。いろんな方々の暖かい心。

6月26日(日) 雨

今日は、雨の中、拠点をおいてる升沢地区にて炊き出しをしました。
升沢の方々は、ファミリーマートでの炊き出しでも、よく顔をあわせていたので、顔なじみの方が多かったです。


升沢の方々は、拠点を移してからも、生ゴミの穴を掘り返して下さったり、炊き出し場所になるところを草刈りして下さったり、なにかとそっと見守ってくれてます。


今日は、昨日の五島列島のうどんを炊き出ししました。
のどごしがよく、だしがきいてて好評でした。椿油、塩、国産小麦が材料のおいしい麺でした。

朝から、ネギを刻み、水タンクやテントを炊き出し場所にもっていきました。

漁師のあべさんと。いつも水を気にかけて汲んでくださります。

最近あべさんは、こちらの郷土料理を私たちのまかないでさっと作ってくださることがあります。

写真は、めかぶとジャガイモを煮たもの。
今日は、なすと仙台麩というこちらの地方の麩の煮付けを作って下さりました。

炊き出しの様子








お茶碗にビニール袋をかけてます。

福山電業株式会社さんからも発電機を提供いただき、レスキューキッチンも、さらにパワーアップしました。ありがとうございます。


今日は、昼食が一息ついた頃に、やんじー夫婦も代理店をしているタヒチアンノニから白水さんご夫妻と山形での代理店の方々が、様子を見にきて下さりました。チームやんじーの活動を知り、山形にて、セナさんや結さん、まみさんなどなどが募金を呼びかけて下さりました。ありがとうございます。


また、九州にて白水さん自身も、老人ホームを経営されており、南三陸町の老人ホームの津波被害の様子などをやんじーが状況説明すると、話しをじっくりきいてくださりました。



やんじー、あべさんがみんなに話してるところ、

また、白水さんが理事をされている日本緑と福祉財団からの目録も手渡されました。

雨の中、遠方よりありがとうございました。


テントでやんじー話してるところ、

その後、いつも野菜切りなど手伝ってくれてる三浦さんからサプライズのプレゼントが。。

いつも私たちを暖かく見守って下さってる三浦さん、あべさん。

実は、やんじーとアグネスが今日、結婚一周年だったのです。
それで、気仙沼の泉大橋が開通した(開通したことにより、主要道の45号線でにて、迂回して30分以上かかる道が、短縮され住民の方はかなり助かります。)のを見に行きがてら、本吉町津谷のあげかりんとうまんじゅうを差し入れて下さったのです。後、かわいいペアのタオル。
これからも、あげまん?になってください。と三浦さんからのメッセージ。

昨年の6月二十六日の月食の日にもりの中で、アイヌの方々のご協力で、アイヌ式でさせていただいたのでした。そのときは、ご飯を食べ合う儀式でしたが、今日は、振り返ると、水をお互いに、飲み交わしてました。


テントやレスキューキッチンを移動させるころには、大雨。
近所の方も様子を見にきてくださり、テントを一斉に移動しました。

片づけや水くみを雨の中でやってるうちに、ヤンジー、アグネス、将大くん、あけみちゃんは、雨でびっちょり濡れました。

近所の三浦さんが、家のお風呂にはいりなさいと声をかけて下さり、四人とも風邪をひかずにすみました。また、お風呂上がりに、冷たい氷で物資のお茶が出てきました。
思わぬ展開で涙が出そうでした。

お風呂に入った後、津波時に海にいて船を乗ってた三浦さんが、波の様子、町の様子、いろんな話しをしてくださりました。
とにかく、いつも津波時のいろんな話しを聞いて思いますが、生死は紙一重だなあと感じます。

だからこそ、一日一日出会う方々の暖かい心が、返って身に染みてきます。

今日も無事に終わりました。

テント内で寝てますが、まだまだ雨が続いてます。

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