9月26日に宮坂建設工業主催の防災訓練が帯広中央公園で実施された。
災害救援ネットワーク北海道はかれこれ5年目の参加になる。
宮坂建設は、災害に巻き込まれたこともあり、防災の意識が高い。
地域住民の方が参加し意識が共有できるよう、会社挙げての防災訓練となっている。
チームやんじーはレスキューキッチン5台を駆使して、炊き出しブースを宮坂建設の社員の方と地域のNPOの方と連動して担当する。
レスキューキッチンは100人分のご飯が炊ける機械である。
社員の方もレスキューキッチンを使いこなせるくらいになっている。
NPOの方も連続で参加されている方は動きが早い。
NPO28の千葉さんとやんじー。
いつもお世話になっています。
当初、1200食のカレーの予定でしたが、1800食に。
おおにぎわいでした。
あつあつのカレーは、おいしそうでした。
災害現場で避難が長引く時、非常食のみでは限界があります。
みなさんで力を合わせて炊き出しをし、それぞれの役割分担を自然に臨機応変に対応できることが大切になってきます。
いつも参加してくださっているモリくん。今回、洗い場に徹してがんばってくださりました。いつもありがとう。
洗い場のシステムや野菜カットのシステム、調理場のシステムなど、流れをそれぞれが、今ある道具と知恵の中で力を合わせて作っていくことが、実際の災害現場では、重要になってきます。
その他、地震の揺れを体験する車や自衛隊の車、消防車、土嚢を積む機械、ロープワーク、非常食試食など、建設会社ならではの発信の仕方で、防災訓練が執り行われました。小学生や高校生も多数来ておられました。
企業が率先して、このような企画を地域住民と共に開催するのは大変意義あることだと思います。
文、写真 アグネス