地球は一つ、つながっている。海外からのメッセージ。東北福祉大学へ。

６月２９日(水) 晴れ、気温高し

今日は、朝7時に新幹線にて名古屋から新しいチームやんじーメンバーがやってきた。仙台から名古屋のフェリーは、まだ開通していないので、新幹線でやってきた。

写真は、明日で帰るチームやんじーメンバーの将大くんと、新しくきてくれた古川のりくん。

のりくんは、インディアナ大学翻訳チームリーダーの浜田さんの友人。夏休みを利用して、チームやんじーメンバーとして、南三陸町にきてくれた。
専攻は、教育学部。日本は、半年ぶりだそうだ。
なかなか爽やかな青年である。

将大くんは、カルフォルニアで弁護士をしており、今後、日本での活躍が期待される。台湾の女性と国際結婚されており、国際的視野をもった青年。
翻訳チームかアドバイザリー班として今後も、チームやんじーに関わってもらう。

海外で活躍してる二人だが、ここ南三陸町で出会った。

のりくんは、ブルーミントンのお知り合いの方々から、手紙と支援金をあづかってくださった。ありがとうございます。
ブルーミントンにある禅寺を公開し、チャリティーセールを開催したそうです。チャリティーセールは、小さい子どもさんを持つお母様方が中心になって進行されたようです。おすしを作ったり、折り鶴のピアスを作ったり、茶道や華道体験のコーナーがあったようです。出来ることを精一杯やった。と、手紙にも記してありました。
それぞれが、遠い地でも、震災のことを想いを馳せ、自分たちの得意分野で精一杯過ごすこと。手紙を読んで、地球は一つにつながってるなあと感動しました。

７月に、北海道でも、チームやんじー応援チャリティーイベントがいくつか企画して下さってます。是非みなさんも参加してくださいね。

のりくんを仙台駅でピックアップした後、東北福祉大学へ。

やんじーは、ボランティア論で非常勤講師をしており、一時期、北海道から仙台を行ったりきたりしてました。
震災後、すぐに、東北福祉大学の教員の方に連絡をしたやんじーでした。
大丈夫とのことでしたが、学生たちは、本当に大丈夫なのかなあ。としきりに当初、言ってました。

震災直後、学生1300人ほどが、高台にある大学で孤立したというニュースが入ったからです。

こちらに来てからもずっと気にかかってましたが、やっと訪ねることが出来ました。

ここは、ボランティアセンターがあり、現在は、学生たちのボランティア中継局として稼働してるようです。やんじーが非常勤講師をしてる時も、炊き出しの実地訓練をしたり、ボランティア部の学生たちと交流したりしてたようです。

事務局のわたなべさん、やんじー、のりくん。
やんじーも、事務局の渡辺さんとは、久しぶりの再会だったようだ。
北海道も何度となく来てくださっていた。
渡辺さんから、震災後、孤立した時の話しや、学生のボランティアの状況など聞く。

やんじーが炊き出しの実地訓練で使用したレスキューキッチンを大学で、やんじーの講座が終わったアドバイザリーに、三台所有していたので、震災の時に孤立した時は、大活躍だったらしい。

孤立化した時は、アルファ米など食べて過ごしていたが、そのうち、レスキューキッチンを稼働させ、学生みなで、炊き出しを始めたらしい。

まさに、生きた授業で、実践が役立ったのである！
やんじーが常日頃、話してること伝えてることが、活かされて、嬉しく思います。

学校も、五月には、再開され、今は、通常のキャンパス風景でした。
学生たちのボランティアも、被災地に何度かいったようです。
今は、ある地域で、流れた写真の洗浄ボランティアを主に展開してるようです。

また、チームやんじーともつながっていくことでしょう。

チームやんじーTシャツが東北福祉大学にも。

急いで、南三陸町に向かい、夜の炊き出し準備をする。

吉野沢団地にて炊き出し。
暑い日だったので、冷やしうどんを200食。

麺を茹でる伊藤さんは、本当に暑そう。お疲れさまです。

氷を購入し、ゆでたうどんを冷やし、つゆを冷やす。

ガラスのコップや食器や、靴ブラシなどの物資を広げました。

いすを設定してくれてる場所を貸してくれてる佐々木さん。

食べにくる人も、たくさん来ました。

子どもたちも元気いっぱい。

炊き出しが終わり、佐々木さんたちといろいろ話す。自治会で積み立て貯金して、みんなでやんじーに案内してもらい北海道訪ねたいなあーと。今がいい季節だろうな。然別湖に富良野、懐かしいなあーと。(佐々木さんは、以前、千歳の駐屯地にいたので、北海道が詳しいのです。)
実現していく気がします。

無事に一日おわりました。

今日、水を配った人からお礼状が。大変うれしかったです。
また、訪ねてみようと思います。