吉野沢団地にて炊き出し。その二

６月２２日(水) 快晴

夕食の炊き出し準備をしてる時に地元の野菜の移動販売をしているおじさんがきた。何度も炊き出しを食べにきてくれている。
今日もカレーを食べてくれた。

やんじーも、おひたし用の花かつおを買ってました。

野菜や果物は、石巻から仕入れているらしい。少しずつ流通が回復している。
昨日、いろんな家に回ってきましたが、買いにいくところが近くになく困ってる声を多数聞きました。まだまだ青空市場を何度となく開催する必要を感じました。

声をいくつか挙げます。
避難所から移動したおばあちゃん。避難所は疲れたということと、浸水した家の片付けも終わったので、電気、ガス、使い水が使えるようになったので、移動してきたとのこと。
自分でやっていきたいとのこと。

ある人は、誰かから貰いっぱなしでなく、選んで買いたいとのこと。

最近、自立という言葉をよく耳にします。
被災者の方が、がんばりすぎず、元の生活に出来るだけ近づいていけるように支援していきたいです。
チームやんじーも暖かく見守りながら、状況にあわせて支援活動していきます。

スープを作ってるとこ。

夕食の野菜スープを作ってます。

夕食は、家族団欒の時間を大切にされてる方が多いのか、鍋を持ってくる方々がほとんどです。
また、学校から帰ってきた子どもたちもいて、賑やかです。

おもちゃを選んでる子どもたち。



靴を選んでるおじいちゃん。津波で流れて、長靴とサンダルだけだったので、大変助かったとのこと。ピッタリのサイズがありました。

犬用ガムも配りました。

日差しが差し込みました。今日は、夏至なので、日が長かったです。

静岡チームの方々が配膳して下さり大変助かりました。

やんじーとおばあちゃん。

昼間のカレーも鍋をもって持ち帰りたい人たちも沢山いて、食事は全て完食でした。

炊き出しの片付けをして帰ると、いつもお世話になってるあべさんが水タンクに水を汲んでくださり、ほやが取れたので、沢山の蒸したほやを差し入れて下さりました。
あべさんを囲んで、海の話しで盛り上がりました。

今日も一日無事おわりました。