あやの里は雪どけが一気にすすみ、小川が出来てました。
地面も、雪が解けた後で、ぐちょぐちょです。
しかし、クマザサが生える前なので、夏なら行けない奥の方もすいすい散歩できます。
4,5日前に、松葉を使ったサイダーの仕込みをしました。
本で作り方を見て、これなら、しらかば樹液で仕込んだらおいしいだろうなあーと作ってみました。
何より、松葉も体によさそう。
松葉を探しました。
いくつかの松の種類があやの里にはありますが、今回は、トド松で。
松の木の下には、松の赤ちゃんが。
雪の下でもずっと生えていたんだね。
出来るだけ新芽をいただく。
おいしいの作るからねと祈る気持ち。
うどんのつゆをしらかば樹液で。
うどんがいつもより、ふっくらした味わいでした。
瓶に松葉を詰め過ぎたので、何分割かして新たに樹液を付け足す。
発酵して、暗所におき、布でこす。
飲みやすい松葉サイダーになりました。
のど飴の味に似ています。
しらかば樹液がない場合は、砂糖100グラムを湯沸して冷まして、発酵させる。
あとは、同じ要領で。
冬の間も、緑を生き生きさせていた松葉。生命あふれるサイダーです。
いろんな薬効もありそうです。
見渡すと、自然には、いろんな恵みを与えてくれてます。
文、写真 アグネス